12.5 久留米市出前講座学習会


 社会的な問題にもなっている子どもの貧困について、久留米市という地域が、就学援助用率が高くこどもの貧困が多いと思われる地域ということから、実態はどうなのか市担当課の方を招いてきいてみようということで出前講座の学習会を125日に開催した。


当日は久留米市こども未来部こども生活課の方に講師に来ていただき、久留米が独自で行ったども生活実態調査の報告していただきました。


こども生活実態調査の結果は、回答率は半分程度で本当に困っている世帯ほど調査票に記入してくれないなど状況があるとのことでした。また調査だけでは不十分なので市内で子ども食堂を主催している団体との懇談会を開催して実態のききとりを行い、「母さんがメンタル疾患をかかえていて子どもを学校に行かせない」「夏休み明けに痩せて学校にくる子どもがる」ことなどが分かったとのことでした。


市としては困窮者対策として就学援助の案内を行っており、学年が変わるごとに100%配布しているのに読まないかたがいて支援につながっていないとのことでした。また、貧困世帯でもゲームやスマホはもっているなど見た目ではわからない現状があり、サポートを届ける仕組みを市としても考えているところとのことでした。


学生からは、「学校にいかせないという実態を聞いて衝撃を受けた。なんとかならなのか?」や「他市町村との連携した対策は行っていないのか」などの質問がありました。

それぞれの質問について

「母親への支援方法を模索している」
「市町村間の連携はできていない、こどもへの支援はこども子育て基本法によって全自治体が義務付けられているが、差がある、他市の手本とされるような取り組みをしたい」「久留米市は就学援助受給率が高いので貧困世帯が多いように思われがちだが、他の自治体では就学援助の案内を行っていないところもある中、久留米市は100%配布していることもあり、制度の知が高いため受給率が高くなっており、イコール貧困世帯が多いというわけではない」
との回答がありました。





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